2012年3月の読書録
3月の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:7317ページ
漫画本9冊、雑誌2冊、読み返し2冊なので、実際のところは21冊。月20冊ペースはなんとか維持できてるからこの調子で今月もいきたい。今年のベストって書いてるのが2つもある(笑)というか、山崎ナオコーラさん、朝井リョウさん、中村航さんどれもめちゃくちゃ当たりだったな。ほんとこの3作品を1次投票で入れてもいいくらい。でもまだ3月。この調子だと来年の本屋大賞の投票はめちゃくちゃ悩みそうだ。
私の中の男の子
山崎ナオコーラさんの描く男女の距離感がとても好き。この作品も絶妙な距離感で描かれている。男女間の友情とか、恋愛とかそういったものの感覚がきっと自分に似ているんだろうな。いや~、これはいい作品。今年読んだ中でベストかも。
読了日:03月02日 著者:山崎 ナオコーラ
マツリカ・マジョルカ
装丁に惹かれてジャケ買い。ジャケ買いにハズレがないのはなんでだろう?めっちゃ好みな作品だった。まず人間レベルの低い主人公と不思議な美少女。この設定だけでもご飯何倍食べれるの?って感じで、文体も軽快でとっても読みやすい。結末がどれも陰鬱な雰囲気なのは好き嫌いが別れるところだけど、ストーリーおもしろい。なによりマツリカさんの魅力に悩殺された。こんな人になら柴犬とか呼ばれてパシリ扱いされても全然いいと思うわ。あと冷静に考えるとこの主人公かなりおいしい状況にいるよね。羨ましいぞ~!
読了日:03月03日 著者:相沢 沙呼
人を魅了する 一流の職業人であるための技術
もし妻に何かしてくれと頼まれたら、すべて投げうってそれをすべきである。著者がいうように、このアドバイスだけでもこの本を買う価値があると思う。これができない夫(彼氏)が世の中にどれほど多いことか…(じぶんの経験も含めて…)
読了日:03月03日 著者:ガイ・カワサキ
けむたい後輩
栞子の痛さというか薄っぺらさに、読んでてイライラ。その周りにいる男どもも、同じような薄っぺらい人間ばかり。ラストの展開で、それもスッキリしたはずなんだけど、なぜかモヤモヤしたものが残るんだよなぁ。なんでだろう?って思ったら、たぶん真実子の台詞が何者にもなれてない自分に対して、言われてるように感じちゃって、なんだかグサッと刺さったんだろうな。いろんな意味で痛い。
読了日:03月04日 著者:柚木 麻子
少女は卒業しない
エンドロールが始まるで涙し、夜明けの中心で再び涙。ほんと朝井さんは天才だと思うわ。細かい仕草やちょっとしたことの描写がどれもほんと美しい。「エンドロールが始まる」は今年読んだ小説の中でダントツのベスト。これはほんといい本だ。
読了日:03月05日 著者:朝井 リョウ
さらば雑司ヶ谷 (新潮文庫)
サブカル(B級映画)好きにはたまらない小説。タランティーノの映画を彷彿とさせるっていうか、そのままのシーンもあるし、でもガンバルマンだし、巻末にはオマージュしたものが列挙されてるし、なんなんだこれは?池袋ウエストゲートパークっぽい感じもあるなと思ったら、オマージュの中にもそのタイトルがあったし(ただし小説ではなくドラマ版)雑司が谷にはちょうどこの間ひぐらし文庫をみに行ったとこだから、なんだか縁を感じるし、なんだかんだでとにかくおもしろい。ってなんだこの感想は?
読了日:03月06日 著者:樋口 毅宏
PK
PK、超人は群像で読んでたので再読。PKに関しては震災のあと「勇気は伝染する」という言葉に、とても励まされたのを覚えている。見えざる大きな力というのは最近の伊坂作品によくでてくるテーマだと思うんだけど、今回はそういう力と自分の信念を天秤にかけたときどうするべきなのか?というようなことを考えさせられた。子供に恥ずかしくない方を選ぶというのは子を持つ人にとっては至言だと思う。作中にせせらぎ(ごきげんようおひさしぶり)が重要な役割ででてくるのが、ちょっとなぁ…。
読了日:03月07日 著者:伊坂 幸太郎
閉じこもるインターネット――グーグル・パーソナライズ・民主主義
なにげなく使っているインターネットに思わぬ落とし穴があることを初めて知った。フィルターバブル問題。TwitterやFacebook、Googleを普段から使っている人はこの本を読んで現実を知った方がいいと思うな。情報リテラシーを得るためにも必読。一つ言えることはFacebookやGoogleは私企業であるということを忘れてはいけない。知らないうちにあなたもフィルタリングバブルに包まれているかも。
読了日:03月09日 著者:イーライ・パリサー
私が「白熱教室」で学んだこと ボーディングスクールからハーバード・ビジネススクールまで
勉強ということを根本のところから考えさせられる1冊。グローバルな人材を目指す人は必読。うちの店にどんぴしゃな本だと思うな。リベラルアーツを学びたくなった。
読了日:03月11日 著者:石角 友愛
プロメテウスの罠: 明かされなかった福島原発事故の真実
震災、原発事故から1年の節目を迎えたところで、現実と向きあうために読んでみた。そこでわかったことは国や自治体にはいざという時には頼れないということ。自分の身は自分で守らなくてはいけない。国民はもっと関係官僚や東電へ怒りをぶつけるべきなのではないだろうか?原発事故はまだ収束していない。内部被曝による健康問題など、これから日本が背負っていかなければいけないことは山のようにある。起きてしまったことはしょうがないで片づけてはいけない問題がここにはある。
読了日:03月12日 著者:朝日新聞特別報道部
34歳無職さん 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
無職さんの表情にめっちゃ惹かれる。作品全体から発せられる空気感がなんとも言えずたまらん。これは良作!
読了日:03月13日 著者:いけだ たかし
グローバル資本主義を卒業した僕の選択と結論
基本を完璧にこなす。すぐやる。当たり前のことを当たり前にできる人になる。それがこの本から学んだこと。
読了日:03月14日 著者:石井至
Happy Box
伊坂さんの「weather」は色々推測させるような伏線をはって、思いっきりミスリードをさせてから…そうきたか!という驚きでなんだかハッピー。中山智幸さんの「ふりだしにすすむ」は不思議な魅力があった。今後に期待。真梨幸子さんの「ハッピーエンドの掟」は構成が斬新。こんな転換のパターンはみたことない。小路幸也さんの「幸せな死神」は死神の精度を思い起こさせる感じでいいね。死神がよりPOPなのも素敵。ただ全体的にちょっと物足りなさを感じた。アンソロジーってなかなか難しいよね。
読了日:03月15日 著者:伊坂 幸太郎,小路 幸也,山本 幸久,真梨 幸子,中山 智幸
BRUTUS (ブルータス) 2012年 4/1号 [雑誌]
読了日:03月15日 著者:
「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ
。『失敗の本質』自体は敷居が高くて読めないと思っている自分には、ぴったりのレベルで書かれているので、とっても読みやすいしわかりやすかった。大局的に見るのが苦手とか、帰納法で考えるとか、自分がまさにダメな典型であることに軽く凹んだ。
読了日:03月16日 著者:鈴木 博毅
さがしもの (新潮文庫)
本との出会いというのは恋人との出会うようなもの。本が好きな人にはたまらない本だと思う。好きな人と本の趣味が合うっていうのはとっても素敵なことだと思う。自分が面白いと思った本を好きな人も面白いと思ってくれたら、それだけで幸せだろうな。とっても素敵な本でした。オススメしてくれたUJ姫に感謝。
読了日:03月17日 著者:角田 光代
インサイド・アップル
ゲラをもらってたので、発売前に読了。アップルという企業についてここまで踏み込んで書かれている本はいままでないはず。アップル好きならずとも気になる内容だと思う。経営手法としては真似できるようなものではないけど、世界で一番の企業の経営の一端が垣間見えておもしろい。大企業であるけど、組織の規模を大きくしないってのは大事だと思う。ジョブズなきあとのアップルがどうなっていくのか?この本を読むとなんとなくわかる気がする。
読了日:03月18日 著者:アダム・ラシンスキー
エムブリヲ奇譚 (幽ブックス)
山白朝子=乙一というのを店頭のPOPにて認識して読んでみた。乙一や中田永一は大好きなんだけど、山白朝子の作風はちょっと苦手だった。うむ、残念。
読了日:03月21日 著者:山白朝子
ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと
本田直之さんの作品にはいつも感化されている。まさに私のメンター的な存在です。ノマドライフ、書店員の自分にはノマド的な生活は難しいかな?とか思ったけど、やり方を考えればいけるかもしれない。そのためには絶対的な地位を確立しなくてはいけないよなぁ。
読了日:03月21日 著者:本田直之
夜の写本師
円環、魔術、宿命、運命、などを包含した壮大なファンタジー。ゲド戦記にも負けないレベルの物語だとおもう。世界に広まってほしい。写本っていうのもいい。本というものが持つ力をまざまざと見せつけられた感じ。
読了日:03月24日 著者:乾石 智子
パラダイス・ロスト
ジョーカーゲームシリーズの中でもこれは最高傑作ないではないかな?寝るのを忘れるほどストーリーにのめり込んで、あっという間に読んでしまった。やっぱこのシリーズは好きだわ。クロスワードパズルね…。
読了日:03月25日 著者:柳 広司
ウレぴあ 2012年 5月号
読了日:03月25日 著者:
俺物語!! 1 (マーガレットコミックス)
絵をみてギャグ漫画だと思ってたら、予想に反して王道の少女漫画的展開、しかもボーイミーツガールものであやうく涙しそうになったりして。というかボーイミーツガールものにじぶん弱すぎるわ。でも最後のアレは反則すぎるw
読了日:03月26日 著者:アルコ
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)
読了日:03月26日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)
読了日:03月26日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)
読了日:03月26日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)
読了日:03月26日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)
読了日:03月27日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)
読了日:03月27日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)
読了日:03月27日 著者:羽海野 チカ
マクドナルドの経済学
『勝ち続ける経営』(朝日新聞出版)を読んでいる人にはちょっと物足りないかもしれない。あちらで原田泳幸さんが言っていたことのおさらいのような感じになってしまっているのがちょっと残念。ただ4章の「明日の顧客」を「今日呼ぶ」ために。ここは前著にはなかった話。しかもここにこの本の良いところがみごとに集約されている。ここを読むだけでもこの本を買う価値はあるとおもう。
読了日:03月27日 著者:原田 泳幸,伊藤 元重
星空放送局
読了日:03月31日 著者:中村 航
星に願いを、月に祈りを
どうか君の夜空に、優しい星が流れますように。素敵だ、ほんとに素敵な作品。とっても好き。愛してる。なんでだろ?読み終えてから涙がとまらないんだよね。胸を打つっていうのかな?大好きなあの人のことを思い浮かべて、ぜひ読んでください。
読了日:03月31日 著者:中村 航
I LOVE YOU (祥伝社文庫)
伊坂さんの透明ポーラーベアは伊坂さんの短編では一番好きな作品。中村航さんの突き抜けろも最高。中田永一の百瀬もいいし、かなりお買い得な1冊だよね。
読了日:03月31日 著者:伊坂 幸太郎,石田 衣良,市川 拓司,中田 永一,中村 航,本多 孝好
2012年3月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:7317ページ
漫画本9冊、雑誌2冊、読み返し2冊なので、実際のところは21冊。月20冊ペースはなんとか維持できてるからこの調子で今月もいきたい。今年のベストって書いてるのが2つもある(笑)というか、山崎ナオコーラさん、朝井リョウさん、中村航さんどれもめちゃくちゃ当たりだったな。ほんとこの3作品を1次投票で入れてもいいくらい。でもまだ3月。この調子だと来年の本屋大賞の投票はめちゃくちゃ悩みそうだ。

山崎ナオコーラさんの描く男女の距離感がとても好き。この作品も絶妙な距離感で描かれている。男女間の友情とか、恋愛とかそういったものの感覚がきっと自分に似ているんだろうな。いや~、これはいい作品。今年読んだ中でベストかも。
読了日:03月02日 著者:山崎 ナオコーラ

装丁に惹かれてジャケ買い。ジャケ買いにハズレがないのはなんでだろう?めっちゃ好みな作品だった。まず人間レベルの低い主人公と不思議な美少女。この設定だけでもご飯何倍食べれるの?って感じで、文体も軽快でとっても読みやすい。結末がどれも陰鬱な雰囲気なのは好き嫌いが別れるところだけど、ストーリーおもしろい。なによりマツリカさんの魅力に悩殺された。こんな人になら柴犬とか呼ばれてパシリ扱いされても全然いいと思うわ。あと冷静に考えるとこの主人公かなりおいしい状況にいるよね。羨ましいぞ~!
読了日:03月03日 著者:相沢 沙呼

もし妻に何かしてくれと頼まれたら、すべて投げうってそれをすべきである。著者がいうように、このアドバイスだけでもこの本を買う価値があると思う。これができない夫(彼氏)が世の中にどれほど多いことか…(じぶんの経験も含めて…)
読了日:03月03日 著者:ガイ・カワサキ

栞子の痛さというか薄っぺらさに、読んでてイライラ。その周りにいる男どもも、同じような薄っぺらい人間ばかり。ラストの展開で、それもスッキリしたはずなんだけど、なぜかモヤモヤしたものが残るんだよなぁ。なんでだろう?って思ったら、たぶん真実子の台詞が何者にもなれてない自分に対して、言われてるように感じちゃって、なんだかグサッと刺さったんだろうな。いろんな意味で痛い。
読了日:03月04日 著者:柚木 麻子

エンドロールが始まるで涙し、夜明けの中心で再び涙。ほんと朝井さんは天才だと思うわ。細かい仕草やちょっとしたことの描写がどれもほんと美しい。「エンドロールが始まる」は今年読んだ小説の中でダントツのベスト。これはほんといい本だ。
読了日:03月05日 著者:朝井 リョウ

サブカル(B級映画)好きにはたまらない小説。タランティーノの映画を彷彿とさせるっていうか、そのままのシーンもあるし、でもガンバルマンだし、巻末にはオマージュしたものが列挙されてるし、なんなんだこれは?池袋ウエストゲートパークっぽい感じもあるなと思ったら、オマージュの中にもそのタイトルがあったし(ただし小説ではなくドラマ版)雑司が谷にはちょうどこの間ひぐらし文庫をみに行ったとこだから、なんだか縁を感じるし、なんだかんだでとにかくおもしろい。ってなんだこの感想は?
読了日:03月06日 著者:樋口 毅宏

PK、超人は群像で読んでたので再読。PKに関しては震災のあと「勇気は伝染する」という言葉に、とても励まされたのを覚えている。見えざる大きな力というのは最近の伊坂作品によくでてくるテーマだと思うんだけど、今回はそういう力と自分の信念を天秤にかけたときどうするべきなのか?というようなことを考えさせられた。子供に恥ずかしくない方を選ぶというのは子を持つ人にとっては至言だと思う。作中にせせらぎ(ごきげんようおひさしぶり)が重要な役割ででてくるのが、ちょっとなぁ…。
読了日:03月07日 著者:伊坂 幸太郎

なにげなく使っているインターネットに思わぬ落とし穴があることを初めて知った。フィルターバブル問題。TwitterやFacebook、Googleを普段から使っている人はこの本を読んで現実を知った方がいいと思うな。情報リテラシーを得るためにも必読。一つ言えることはFacebookやGoogleは私企業であるということを忘れてはいけない。知らないうちにあなたもフィルタリングバブルに包まれているかも。
読了日:03月09日 著者:イーライ・パリサー

勉強ということを根本のところから考えさせられる1冊。グローバルな人材を目指す人は必読。うちの店にどんぴしゃな本だと思うな。リベラルアーツを学びたくなった。
読了日:03月11日 著者:石角 友愛

震災、原発事故から1年の節目を迎えたところで、現実と向きあうために読んでみた。そこでわかったことは国や自治体にはいざという時には頼れないということ。自分の身は自分で守らなくてはいけない。国民はもっと関係官僚や東電へ怒りをぶつけるべきなのではないだろうか?原発事故はまだ収束していない。内部被曝による健康問題など、これから日本が背負っていかなければいけないことは山のようにある。起きてしまったことはしょうがないで片づけてはいけない問題がここにはある。
読了日:03月12日 著者:朝日新聞特別報道部

無職さんの表情にめっちゃ惹かれる。作品全体から発せられる空気感がなんとも言えずたまらん。これは良作!
読了日:03月13日 著者:いけだ たかし

基本を完璧にこなす。すぐやる。当たり前のことを当たり前にできる人になる。それがこの本から学んだこと。
読了日:03月14日 著者:石井至

伊坂さんの「weather」は色々推測させるような伏線をはって、思いっきりミスリードをさせてから…そうきたか!という驚きでなんだかハッピー。中山智幸さんの「ふりだしにすすむ」は不思議な魅力があった。今後に期待。真梨幸子さんの「ハッピーエンドの掟」は構成が斬新。こんな転換のパターンはみたことない。小路幸也さんの「幸せな死神」は死神の精度を思い起こさせる感じでいいね。死神がよりPOPなのも素敵。ただ全体的にちょっと物足りなさを感じた。アンソロジーってなかなか難しいよね。
読了日:03月15日 著者:伊坂 幸太郎,小路 幸也,山本 幸久,真梨 幸子,中山 智幸
![BRUTUS (ブルータス) 2012年 4/1号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51IT-8oY34L._SL75_.jpg)
読了日:03月15日 著者:

。『失敗の本質』自体は敷居が高くて読めないと思っている自分には、ぴったりのレベルで書かれているので、とっても読みやすいしわかりやすかった。大局的に見るのが苦手とか、帰納法で考えるとか、自分がまさにダメな典型であることに軽く凹んだ。
読了日:03月16日 著者:鈴木 博毅

本との出会いというのは恋人との出会うようなもの。本が好きな人にはたまらない本だと思う。好きな人と本の趣味が合うっていうのはとっても素敵なことだと思う。自分が面白いと思った本を好きな人も面白いと思ってくれたら、それだけで幸せだろうな。とっても素敵な本でした。オススメしてくれたUJ姫に感謝。
読了日:03月17日 著者:角田 光代

ゲラをもらってたので、発売前に読了。アップルという企業についてここまで踏み込んで書かれている本はいままでないはず。アップル好きならずとも気になる内容だと思う。経営手法としては真似できるようなものではないけど、世界で一番の企業の経営の一端が垣間見えておもしろい。大企業であるけど、組織の規模を大きくしないってのは大事だと思う。ジョブズなきあとのアップルがどうなっていくのか?この本を読むとなんとなくわかる気がする。
読了日:03月18日 著者:アダム・ラシンスキー

山白朝子=乙一というのを店頭のPOPにて認識して読んでみた。乙一や中田永一は大好きなんだけど、山白朝子の作風はちょっと苦手だった。うむ、残念。
読了日:03月21日 著者:山白朝子

本田直之さんの作品にはいつも感化されている。まさに私のメンター的な存在です。ノマドライフ、書店員の自分にはノマド的な生活は難しいかな?とか思ったけど、やり方を考えればいけるかもしれない。そのためには絶対的な地位を確立しなくてはいけないよなぁ。
読了日:03月21日 著者:本田直之

円環、魔術、宿命、運命、などを包含した壮大なファンタジー。ゲド戦記にも負けないレベルの物語だとおもう。世界に広まってほしい。写本っていうのもいい。本というものが持つ力をまざまざと見せつけられた感じ。
読了日:03月24日 著者:乾石 智子

ジョーカーゲームシリーズの中でもこれは最高傑作ないではないかな?寝るのを忘れるほどストーリーにのめり込んで、あっという間に読んでしまった。やっぱこのシリーズは好きだわ。クロスワードパズルね…。
読了日:03月25日 著者:柳 広司

読了日:03月25日 著者:

絵をみてギャグ漫画だと思ってたら、予想に反して王道の少女漫画的展開、しかもボーイミーツガールものであやうく涙しそうになったりして。というかボーイミーツガールものにじぶん弱すぎるわ。でも最後のアレは反則すぎるw
読了日:03月26日 著者:アルコ

読了日:03月26日 著者:羽海野 チカ

読了日:03月26日 著者:羽海野 チカ

読了日:03月26日 著者:羽海野 チカ

読了日:03月26日 著者:羽海野 チカ

読了日:03月27日 著者:羽海野 チカ

読了日:03月27日 著者:羽海野 チカ

読了日:03月27日 著者:羽海野 チカ

『勝ち続ける経営』(朝日新聞出版)を読んでいる人にはちょっと物足りないかもしれない。あちらで原田泳幸さんが言っていたことのおさらいのような感じになってしまっているのがちょっと残念。ただ4章の「明日の顧客」を「今日呼ぶ」ために。ここは前著にはなかった話。しかもここにこの本の良いところがみごとに集約されている。ここを読むだけでもこの本を買う価値はあるとおもう。
読了日:03月27日 著者:原田 泳幸,伊藤 元重

読了日:03月31日 著者:中村 航

どうか君の夜空に、優しい星が流れますように。素敵だ、ほんとに素敵な作品。とっても好き。愛してる。なんでだろ?読み終えてから涙がとまらないんだよね。胸を打つっていうのかな?大好きなあの人のことを思い浮かべて、ぜひ読んでください。
読了日:03月31日 著者:中村 航

伊坂さんの透明ポーラーベアは伊坂さんの短編では一番好きな作品。中村航さんの突き抜けろも最高。中田永一の百瀬もいいし、かなりお買い得な1冊だよね。
読了日:03月31日 著者:伊坂 幸太郎,石田 衣良,市川 拓司,中田 永一,中村 航,本多 孝好
2012年3月の読書メーターまとめ詳細
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