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渋谷系って感じ?マリー・アントワネット

公開前から、すごく楽しみにしてた映画のマリー・アントワネットを見に行ってきたよ。水曜日はレディースデーってこともあって、お客さんのほとんどは女性だったわ。いつもはそんなに混んでない映画館なのに今日に限っては両隣におばちゃんが座ってるという悲しき事態。映画に集中してたから別にいいのだけど、やっぱりまわりにはあまり人がいない状態で、映画はみたいよね(彼女は別だけど・・・)

映画のほうは予想通りのおしゃれな雰囲気。永遠のぶさいくちゃんこと、キルステン・ダンスト(ってこんなことをいってるけど、うちはけっこう彼女のこと好き)も、ときたまものすごく不細工な表情を見せながらも、とてもガーリッシュでかわいらしく(目の青さがとても印象的)マリー・アントワネットのことを知らずに演じてた割にはよかったんじゃないかな?

何よりこの映画の音楽の使い方は最高。さすがソフィア・コッポラ。ピンクでポップでガーリッシュ。シルクのドレスに、たくさんのスイーツ。夢のような世界がスクリーンの中には広がってた。それをみてこれは歴史映画ではなく、ファンタジーの世界なんだって思いながらみてた。だから史実と違ったってそんなの気にしない。まさにDon't think feeeeeeel!って感じ。とにかくこのスタイリッシュな感じを映画を見て感じ取って欲しいな。

あとこの映画みててなんとなく思ったんだけど、90年代の渋谷系ってこんな感じじゃなかった?ってことはマリー・アントワネットは渋谷系?ってそれは極論か。女性にはぜひみて欲しい映画。こんなマリー・アントワネットみたいな女性がいたら、うちはすぐ恋に堕ちちゃうだろうな。w

+nice+

最近見た映画とかDVDとか・・・

○ブラック・ダリア ・・・ ★★★★☆
ジェームズ・エルロイの原作を読んでから記事にしようと思ってたら、すっかり気分が
盛り下がっちゃったんだけど、(原作もすごく面白いけど時間がたっちゃったから・・・)
映画はかなりいい感じ。50年代のアメリカのファッションってやっぱかっこいいよなぁ。
ってそれは映画に関係ないけど、スカーレット・ヨハンソンが美しくて素敵。ストーリーも
とても巧妙にできてて、最後にそう来たかと妙に納得したり。

ゴール ・・・ ★★★★☆
ちょっとなめてかかってた。面白いわけないだろうって感じで見てたらこれが面白い。
サッカーのシーンはさすがにそれはないやろって感じだったけど、ストーリーがとても
うまくできてて、がんばれ!って応援したくなっちゃう。舞台がイギリスだったのがより
よかったんだと思うな。ボレーシュートだけはどれも変でした。

ヒトラー最期の12日間 ・・・ ★★★☆☆
戦争映画苦手なのに、たまにこういうのを見たくなる自分っていったい?
ホロコーストものは特に嫌悪感がひどくて見られてたものではないのだけど、
ヒトラーも一人間なんだなと思ってみると意外とすんなり見れた感も・・・
でもやっぱ戦争は嫌い。

間宮兄弟 ・・・ ★★★★★
これいいねぇ、かなり最高。この映画見て沢尻エリカのかわいさを始めて理解しました。
それ以上に兄弟がいい。なんかほのぼのしてていいなぁ。カレーパーティとか浴衣パーティー
ぜひ開催してほしい(某送りバントさんに)。原作もぜひ読んでみたい。早く文庫化しないかな?

ダヴィンチ・コード ・・・ ★★★☆☆
原作を読んでたので、内容は結構すんなり理解できたと思う。文章で読んでいたなぞを
視覚化されていたのでよりみやすかったのはいいけど、やっぱ原作読んでないと
何がなんだかわからないんじゃないかな?ラストは原作同様だからなに?って感じが
しちゃうのは宗教感覚に疎い日本人だからだろうか?

40歳の童貞男 ・・・ ★★★★☆
これ、すごくいい。童貞の苦悩がよく表現されてるし、童貞の皆さんは必見だね(笑)
もちろんそうでない人にもぜひみてほしいな。童貞の苦悩を理解してあげてほしいと
すごく思うのですよ。っていうのはうちも奥手だったので彼の気持ちがよくわかるわけ(笑)
だって飲みとかでそういう話になることって多々あるわけでしょ?そういう時ほんと、困った
もんね。そのころのことを思い出したりして、、、感慨深かったわけですよ。これほんと
おすすめだからぜひみて!

ソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』

2ヶ月ぶりに映画館に足を運んで『ブラック・ダリア』をみてきたんだけど、その前にあった予告編に
目がくぎづけになっちゃったんで、そっちのほうを今日は先に紹介。その紹介したい映画というのは
『マリー・アントワネット』(日本のHPがまだないようなので、アメリカのHPにリンク)
『ロスト・イン・トランスレーション』のソフィア・コッポラの監督作品で主演は永遠のブサイクちゃんこと
キルスティン・ダンスト。この2人は『ヴァージン・スーサイズ』でもタッグを組んでたよね。
たぶんキルスティンのことがソフィアはお気に入りなんだろうな。彼女ってかわいいんだけど、
写ってる表情がブサイクなことがかなり多いんだよね。HPのトップの表情もけっこうキテル感じ(笑)

映画のほうはというと、マリー・アントワネット生誕250年を記念してフランス政府の完全協力と
いうことで撮影はなんとヴェルサイユ宮殿でおこなわれたみたい。それだけでもすごいのに、
ソフィアはそこにポップな味付けをたっぷり施して、たくさんのスイーツ(キャンディ&ケーキ)に
美しい衣装や靴の数々がこれでもかというぐらい、画面に溢れてて。みているだけでも楽しい
気分になってくる感じ。

さらに、音楽がめちゃくちゃよくて、ザ・キュアー、スージー&ザ・バンシーズ、ストロークス、
ニュー・オーダー、ギャング・オブ・フォー、アダム&ジ・アンツ、エイフェックス・ツイン、エール、
スクエアプッシャーといった豪華なメンツが顔をそろえてる。全体的にはニューウェイブな
雰囲気。こういう映画にクラシックじゃなくてあえてロックを持ってくるところが、ソフィアっぽいよね。
サントラはとりあえずHMVに買いにいってこよっと。

ってな感じで、ソフィア・コッポラ監督作の『マリー・アントワネット』超おすすめ。アメリカ公開は
10月20日。日本での公開は来年の新春とのこと。ほんとすごい楽しみだわ~。予告編はこちら

最近見たDVD 9月~

●チーム・アメリカ ★3 サウスパークの制作者のおばか人形劇。

●ブローク・バックマウンテン ★3 アカデミー賞とってはいるけど・・・男同士はダメだわ。

●白バラの祈り ★3 ちょいと重めの映画。自分の信念貫くのは大変だ。

●RENT ★4 ミュージカル映画ってけっこう好き。ミュージカル生で見たいな。

●僕を葬る ★3 主役の男の人はかっこいい。でもゲイのシーンはやっぱり無理。

●インサイドマン ★3 クライブ・オーウェンっていい役者だな。ジョディ・フォスターは老けた。

●隠された記憶 ★2 ジュリエット・ビノシュはやっぱ苦手。汚れた血の頃はかわいかったのに・・・

最近見たDVD (8月~

先月は結局映画館に一度も足を運ぶことなく終わっちゃった。年初の目標の月に最低1本映画館で映画を見るというのは8月の段階で達成できずに終了。映画館で見てる総数は、去年より圧倒的に多いんだけどね、、、、でも目標は未達成に終わった。もうひとつの目標の年100冊本を読む。っていうほうも、現段階でだいぶ難しそうな印象。9月現在で65冊。残り3ヶ月ちょっとで35冊なんで、月に12冊読めばいい計算か・・・本読みモードになってれば2日で1冊とか読めるから、達成できなくはないな。ただ今月は群像の短編にだいぶ時間をとられるんで、ほとんど冊数を積み上げられない気配だから、かなりがんばらないかんな。と前置きはそのへんにして、最近(っていっても7月に見たのもふくまれるけど)みたDVDを紹介。

● ジャーヘッド ・・・ ★★★☆☆
ジェイク・ギレンホールけっこう好きなんだよね。音楽がかっこよかったのが印象的。現代の戦争ってこんなんなのかな?ってみてると思う。銃を敵に向けて撃つことなく、彼らの戦争は終わったのに何人も仲間が死ぬのはなぜ?今のイラクもこんな状態なのかもしれない。

● 東京ゾンビ ・・・ ★★★☆☆
ハゲのカツラをかぶった哀川翔とアフロヘアーの浅野忠信主演。漫画が原作なのかな?
けっこう出演者は豪華なのに、脱力系でB級感たっぷりなんとこがおもしろかった。

● エリ・エリ・レマ・サバクタニ ・・・ ★★★☆☆
ハリウッド系超大作が好きな人には勧められない単館系映画。音が重要な要素をしめるので、家で見るときも大音量でみるといいかも。宮崎あおいのちょっと生意気な感じがかわいい。芸術的な映画だから、見てめっちゃよかった~っていう風にはならないと思う。

● アンダーワールド2 エヴォリューション ・・・ ★★★★☆
うちはヴァンパイヤが好きなのだろう。アンダーワールドは1もよかった。っていうか、この映画のケイト・ベッキンセールの美しさは秀逸。他の映画ではそんなでもないのにな。全体を覆うゴスっぽい雰囲気もうち好みなんだろうな。

● クラッシュ ・・・ ★★★★☆
この脚本はほんとすばらしい、あの人とこの人がこんな形でつながるなんて・・・っていう驚きと感動が満載。この映画にアカデミー賞を与えたアカデミー会員も捨てたもんじゃないなと思った作品。これは見る価値のある映画。みてない人はぜひみてほしい。

● アメリカ家族のいる風景 ・・・ ★★★★☆
ヴィム・ヴィンダース監督のロード・ムービー。子供がいるということを突然知ったという展開はジム・ジャームッシュの撮った『ブロークン・フラワーズ』と同じシチュエーションだなぁ。これは偶然なのか?とか思っちゃったけど、ヴィム・ヴィンダース作品の中ではかなりあたりの映画。血のつながりってなんだろうと考えさせられる素敵な映画だったな。

● 機動戦士ZガンダムⅢ ・・・ ★★★☆☆
劇場版Zの完結偏。最後はテレビ版とは違う。でもこれじゃZZと話がつながらないよ。まぁこの終わり方はハッピーエンドでいいけどね。テレビ版での終わり方のほうが衝撃的だったしよかったな。

● プルーフ・オブ・マイライフ ・・・ ★★★☆☆
グィネス・パルトロウってこんなきれいだったっけ?と思った映画。博士の愛した数式と同時期に公開されてて、数学ブーム到来とか思ったけど、全然ブームにならなかった。数式ってなんかすごいな~と思ったくらい。たいした感動はなし。映画に出てくる虚数っていう曲はいいね。

● 銀色の髪のアギト ・・・ ★☆☆☆☆
ブレイブストーリーのGONZOが手がけた初のオリジナルアニメーション。絵はきれいだし、予告を見る限りでは面白そうなんだけど、本編はひどい。とにかくストーリー展開がしょぼすぎる。世界が狭いし、キャラひとりひとりの行動の動機が浅い。今年のワーストはこれで決まりか?

● ヒストリー・オブ・バイオレンス ・・・ ★★★☆☆
変態監督デヴィット・クローネンバーグの監督作。ヴィゴ・モーテンセン(LOTRのアラゴルン)の狂気の表情や演技がめっちゃ怖い。ストーリーもよくできてていい映画だけど、今の気分には合わなかった。
プロフィール

diesuk (ダイスケ)

Author:diesuk (ダイスケ)
丸の内にある本屋で遊ぶ野良猫書店員。文芸書が好きなビジネス書担当。HONZレビュアー。映画、音楽、ファッション、ライブにいくこと、おしゃれをすることが好き。かわいいもの、美しいもの、シンプルなもの、遊び心のあるものが好き。


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